補償金額発表に関する緊急共同記者会見
本日平成31年3月14日,与党WTと超党派の議連は,「旧優生保護法に基づく優生手術を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律案(仮称)骨子(案)」に関して,被害者に給付する一時金について、320万円とすることを公表しました。
これに対して,弁護団,被害者・家族の会,求める会,JDFが緊急共同記者会見を行いました。以下,雰囲気のみざっくりお伝えします。
日時:3月14日 18時30分~19時30分
場所:衆議院第一議員会館 地下1階 第3会議室
出席者(写真向かって左から)
・優生手術に対する謝罪を求める会 大橋由香子さん
・全国優生保護法被害弁護団 新里宏二弁護士
・優生手術被害者・家族の会 北三郎さん(仮名)
・JDF 佐藤聡さん
資料:
・弁護団声明(PDF)
・被害者・家族の会声明(PDF)
記者会見の内容は,メモが届いたら詳細を追記する予定です。
ものすごくざっくり言うと,短期間で法案をまとめ上げたことについて一定の評価はできるものの,金額については被害者の心に寄り添ったものとはいえない,という意見で一致していました。仙台訴訟は3月20日に結審予定とのことであり,早ければ5月にも判決が出る見込みです。補償制度と判決の関係については報道陣も注目しているようで,多くの質問がなされていました。
4人が並んだ写真や各人のアップ写真などはきっとあちこちで見られると思うので,ここでは現場のわちゃわちゃした感じをお届けしてみたいと思います。
まずは始まる前の一コマ。
横断幕をガムテープで貼るとは聞いていたけれど,見えないように裏側に丸めて貼るんだと思っていました。…思いっきり見えてますね。まぁ,潔くてよいか。ちなみに,仙台の横断幕はコーティング紙なので,ガムテープをべったり貼っても大丈夫!またきれいに剥がせるのです。
こちらは,記者会見中の報道陣の様子。なかなかいいアングル?
会見が終わった後もわちゃわちゃしてました。
急な会見で大変だったと思いますが,無事終わってよかったです。皆様,お疲れさまでした!