首相面談とこども家庭庁との協議
昨日(7月17日)、原告らが岸田総理から謝罪を受けました。
原告らがひとりひとり思いを述べ、総理から重ねて謝罪の言葉がありました。
総理の言葉は、官邸のHPに掲載されています。
「総理の一日:旧優生保護法国家賠償請求訴訟原告団等との面会」
本日(7月18日)、最高裁で確定した以外の係属中の裁判の早期解決に向けた基本合意案について、こども家庭庁との協議を行いました。高齢の原告らの中には体調がすぐれない方もおり、早急な解決が必要です。
昨日、岸田総理は「除斥期間による権利消滅の主張は撤回し、優生手術の実施が認められる訴訟については、和解による解決を速やかに目指してまいります」と述べました。しかし、たとえば、一時金支給法のもとで手術があったと認定されている原告についても、国は手術の実施について争っている事案があります。解決をまたず亡くなる原告がまた更に増えるような事態は避けなければなりません。すみやかな基本合意の成立を望みます。