西さん第4回期日報告

2023年5月23日の期日では、事前に提出していた原告側からの書面(国の反論に対する再反論)に対する、国の更なる反論の予定が決まりました。
次回期日は7月25日で2か月以上あるにもかかわらず、国側代理人は「次回まで期間が短いので…」と述べ、次回期日までには一部分についてしか反論ができない、それ以外の部分についてはいつ頃出せるかの見込みを次回期日に述べる、とのことでした。
原告代理人からは、「こちらは急いで準備をしたので国側も早めにお願いしたい」と述べたにもかかわらず、裁判官も国側代理人も予定の見直しの検討をする気配すらありませんでした。
東京に限らず、原告らの高齢化について、裁判官も国も危機感がないのだろうか…と思ってしまいました…。

この期日では、板原弁護士による意見陳述と、西さんの意見陳述が行われました。板原弁護士は、最近弁護団に加わってくださった、視覚障害のある弁護士です。今後も、いろんな意味で多様なキャラクターのいる弁護団が一丸となって頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。

 

5月 31, 2023