署名活動

仙台の学生さんたちによる「強制不妊訴訟不当判決にともに立ち向かうプロジェクト」が、早々に上告阻止を求めるオンライン署名を立ち上げてくれています。(大阪高裁判決に対する署名活動とはまた別です。)

https://www.change.org/yuseitoukyo
#優生保護法東京高裁判決に上告しないでください


弁護団からも,上記署名に協力をお願いする次第です。

大阪高裁判決は上告受理申立てとなりましたが、新たに3月11日に東京高裁判決で優生手術の被害者が逆転勝訴しました。
我々弁護団は、新たな判決の内容は、裁判所が人権を守るという役割を最大限にはたし、全被害者を救済できるように書いたものであり、この判決により全被害者の救済をふくめた優生保護法の問題の根本的な解決につながるものであると考えています。この新たな判決が確定すれば、全ての被害者の早期救済は目前であると言っても言いすぎではないほど、とてもとても大切な判決です。
大阪高裁判決の際は、ウクライナ情勢や東京高裁判決が控えていることか
ら先送りがされてしまいましたが、新たな東京高裁判決はなにがなんでも上告・上告受理申立てを阻止し、確定させたいと考えています。
どうぞお力をお貸しいただきたくお願い申し上げます。
(全国弁護団「令和4年3月11日東京高裁判決の大切さについて」から抜粋)

3月17日にはまた院内集会が予定されていますので,引き続きのご支援,どうぞよろしくお願いいたします。

蛇足ですが,勝訴判決が続き,もはや「不当判決にともに立ち向かう」のではなく,「判決の示した正義をともに実現する」なのかな,とふと思いました。(完全に個人的感想)

3月 13, 2022